演題

膵癌細胞株におけるエクソソームを介した薬剤耐性獲得機構の解明

[演者] 三賀森 学:1
[著者] 江口 英利:1, 富丸 慶人:1, 友國 晃:1, 浅岡 忠史:1, 和田 浩志:1, 川本 弘一:1, 丸橋 繁:1, 永野 浩昭:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【目的】膵癌は難治性の疾患であり、抗癌剤耐性が原因の一つとされる。エクソソームは核酸やタンパク質などを内包した小胞体で細胞間伝達ツールとして近年注目されている。本研究では、エクソソームを介した抗癌剤耐性獲得機構の解明を目的とする。【対象と方法】Gemcitabine耐性株を用いてエクソソームを抽出し、親株(Gemcitabine感受性株)に添加し増殖能や薬剤耐性能の変化を検討した。また耐性株と親株を用いてmiR Microarray法により抗癌剤耐性に関わるmiR-Xを同定した。【結果】Gemcitabine耐性試験において親株に耐性株由来エクソソームを添加した方が親株由来エクソソームを添加したときより耐性の増強を認めた。またMicroarrayを用いて耐性株で発現の増強しているmiR-Xを同定した。【まとめ】膵癌細胞株において、エクソソームを介した抗癌剤耐性の伝搬の可能性が示され、その機序としてmiR-Xが関与している可能性が示唆された。
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