演題

胆管癌におけるNKG2Dリガンド発現の意義

[演者] 塚越 真梨子:1
[著者] 新木 健一郎:1, 石井 範洋:1, 渡辺 亮:1, 久保 憲生:1, 和田 聡:1, 齊藤 文良:1, 鈴木 秀樹:1, 柏原 賢治:2, 細内 康男:2, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科, 2:群馬県済生会前橋病院

【目的】NK細胞活性化受容体NKG2Dのリガンドは細胞ストレスにより発現が誘導され、腫瘍免疫応答に関わる。胆管癌におけるNKG2Dリガンド(NKG2DL)発現の意義を検討した。【対象と方法】対象は1995年から2011年までの胆管癌切除症例82例。NKG2DL(MICA/B,ULBP1,2/5/6)の免疫組織染色を行い、臨床病理学的因子との関連、予後を検討。【結果】免疫染色強度により低発現、高発現に分類。高発現はMICA/Bが67例、ULBP1が42例、ULBP2/5/6が50例。ULBP1,2/5/6低発現は有意に低分化で、MICA/B, ULBP1低発現は有意にリンパ管浸潤高度、ULBP1低発現は有意に静脈浸潤高度、ULBP2/5/6低発現は有意に神経浸潤高度。 ULBP1低発現は有意にUICC-Stage不良。全生存率、無病生存率はMICA/B, ULBP1, ULBP2/5/6低発現で有意に不良 (p=0.0031/0.0008,p=0.0041/0.0061,p=0.0142/0.0241)。【結語】胆管癌におけるNKG2DL発現は予後予測や治療標的として有用である可能性が示唆された。
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