演題

消化器癌患者の血中遊離microRNAを用いた次世代型高感度バイオマーカーの網羅的探索

[演者] 小松 周平:1
[著者] 市川 大輔:1, 宮前 真人:1, 岡島 航:1, 大橋 拓馬:1, 今村 泰輔:1, 平島 相治:1, 川口 耕:1, 小菅 敏幸:1, 小西 博貴:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 塩崎 敦:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 藤原 斉:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 谷口 毅:2, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科, 2:京都第二赤十字病院外科

【はじめに】消化器癌患者血漿中のmicroRNAレベルが診断、治療モニタリング、悪性度・予後予測、抗がん剤感受性予測に有用であることを、これまで世界に先駆けて報告してきた(Br J Cancer 2010-2014. Gastroenterology 2012他)。最近の研究結果、今後の課題と展望を示したい。【結果】消化器癌の細胞株・組織で高頻度に高発現或いは低発現の報告のあるmiR候補群の解析、網羅的miRアレイ解析により、食道癌(癌遺伝子型;miR-21, 18a, 25、癌抑制遺伝子型;miR-375)、胃癌(癌遺伝子型;miR-17-5, 21, 106a, 106b, 18a、癌抑制遺伝子型;let-7a)、膵癌(癌遺伝子型;miR-18a, 221, 744、癌抑制遺伝子型;miR-375)、肝癌でmiRの癌存在、モニタリング、悪性度・予後予測診断の有用性を明らかにした。2)抗癌剤感受性診断に食道癌miR-21他、膵癌miR-744が有用性を明らかにした。【総括】癌患者血漿中miRは次世代型高感度バイオマーカーとして極めて有望である。
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