演題

OP-237-6

当施設における膝窩動脈瘤に対する外科的治療の検討

[演者] 酒井 麻里:1
[著者] 石垣 隆弘:1, 立石 直毅:1, 谷 一宏:1, 邊見 宗一郎:1, 大村 篤史:1, 南 一司:1, 村上 博久:1, 松田 均:1, 吉田 正人:1, 向原 伸彦:1
1:兵庫県立姫路循環器病センター心臓血管外科

【背景】膝窩動脈瘤は明確な手術適応が示されていない。当施設における膝窩動脈瘤症例につき検討した。【方法】対象は2002年4月~2014年9月に外科的治療を施行した20名、24肢。平均瘤径は34.5±15.9mm。有症状が19例(79%)、その殆どが塞栓症による症状であった。緊急手術症例は13例(54%)。術式はaneurysm isolation+Bypass graftingが17名(71%)、Aneurysmectomy+graft interpositionが7名(29%)であった。平均観察期間は3.98±4.1年、全症例の5年1次開存率は80.3%であった。緊急手術例での5年1次開存率は62.9%、待機手術例では100%であった。【結論】膝窩動脈瘤は有症状の殆どが塞栓症による症状であった。また、グラフトの開存率は良好であった。膝窩動脈瘤の手術適応として瘤径による破裂防止ではなく、塞栓症の予防を考慮すべきであると考えられた。
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