演題

OP-237-4

Spontaneous isolated superior mesenteric artery dissection: our experience of 56 cases

[演者] 富田 晃一:1
[著者] 尾原 秀明:2, 下河原 達也:2, 落合 剛二:2, 松原 健太郎:2, 和多田 晋:3, 掛札 敏裕:3, 長崎 和仁:4, 朝見 淳規:4, 関本 康人:5, 原田 裕久:5, 渋谷 慎太郎:6, 林 忍:6, 河地 茂行:1, 北川 雄光:2
1:東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科, 2:慶應義塾大学一般・消化器外科, 3:川崎市立川崎病院外科, 4:さいたま市立病院外科, 5:東京歯科大学市川総合病院外科, 6:済生会横浜市東部病院外科

【背景】Spontaneous Isolated Superior Mesenteric Artery Dissection: SISMADは、大動脈解離を伴わない特発性孤立性上腸間膜動脈解離と定義される。【方法】多施設後ろ向き研究。2007年10月から2014年7月までの間、54例の患者がSISMADと診断された。【結果】対象は、男性51例・女性3例、平均年齢57.5歳であった。喫煙歴が最も多いrisk factorであり(29例、54 %)、高血圧がそれに続いた(25例、46 %)。53例の患者が保存的加療、3例が手術療法となった。保存的加療では、抗血小板療法:23例、抗凝固療法:5例、両者の併用:14例であった。保存的加療を行った患者の中で、経過が悪化した症例はなかった。発症時、偽腔が開存していたものは27例(50 %)であった。偽腔の開存は、有意にSMAの瘤化との関連が認められた(OR = 11.1, p = 0.001)。【結論】SISMADは、ほとんどの症例で保存的加療が可能である。偽腔の開存は瘤化のrisk factorとなる。
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