演題

OP-237-3

感染性心内膜炎に由来する腹部内臓動脈瘤に対する治療経験

[演者] 落合 剛二:1
[著者] 尾原 秀明:1, 松原 健太郎:1, 下河原 達也:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

【背景】感染性心内膜炎(infectious endocarditis;IE)に由来する腹部内臓動脈瘤(visceral arterial aneurysm;VAA)は、心内膜炎の治療と動脈瘤の治療を同時に行わなければならず、治療に難渋することが多い。当院におけるIEに由来するVAAの治療経験について検討した。【対象】2006年10月から2014年8月の間に、当院で治療されたVAA患者31例33瘤のうち、IEに由来するVAA患者5例6瘤を対象とした。【結果】男性4例、女性1例、平均年齢は47.6±22歳。心臓超音波検査で全例に疣贅を認め、3例で弁置換術を先行し、2例でVAA治療を先行した。術前血液培養結果は陽性4例で、陰性1例。治療部位は上腸間膜動脈3例、脾動脈1例、腹腔動脈1例、胃十二指腸動脈1例で、平均瘤径は22±9mmであった。VAAの治療はコイル塞栓術が2例に、瘤切除術が3例に行われた。【結語】IEに由来するVAAの治療は、外科的切除術、コイル塞栓術ともに良好な結果が得られた。
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