演題

OP-237-1

間欠性跛行患者でのマスター負荷足関節/上腕血圧比測定による診断

[演者] 畑田 充俊:1
[著者] 有本 潤司:1, 岡村 吉隆:2
1:国立和歌山病院外科, 2:和歌山県立医科大学第一外科

足関節/上腕血圧比(ABI)測定は簡便な閉塞性動脈硬化症(ASO)の診断方法である。ABIと症状が一致しない場合は、トレッドミル負荷ABI測定が有効報告されているが、煩雑なために施行し難い。マスター負荷は簡便に行われており、これを使用したABI測定によりASOを鑑別できるかを検討した。間欠性跛行患者43人に対してマスターダブル負荷前後でABIを測定し、負荷前後でのABI変化率(=100-負荷後ABI/負荷前ABI)を算出した。LCSの有無を精査し、間欠性跛行の原因を鑑別した。CT血管造影にて、間欠性跛行の原因がASOと診断できる症例は血管内治療(EVT)を施行した。間欠性跛行の原因がLCSによるものをL群,間欠性跛行の原因がASOによるものをA群として比較した。変化率は、A群がL群より有意に高値であった。A群では、術前より術後に変化率が改善した。マスター負荷によるABI測定は、ASOの鑑別診断に有効である可能性が示された。
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