演題

OP-236-2

B型大動脈解離に対するTEVARの治療戦略:遠隔成績より見た至適治療時期

[演者] 溝口 高弘:1
[著者] 善甫 宣哉:1, 松本 亮:1, 三好 康介:1, 深光 岳:1, 田中 史朗:1, 宮崎 健介:1, 杉山 望:1, 金田 好和:1, 須藤 隆一郎:1, 野島 真治:1
1:山口県立総合医療センター外科

【目的】B型大動脈解離(TBD)に対するTEVARの遠隔成績より至適治療時期を知ること。【対象と方法】対象は2007年12月より2014年7月までに行われたTBDに対するTEVAR 37例(急性/亜急性(SA)群14例、慢性(C)群23例)。手術適応は、SA群ではcomplicated case 7例 50%であった。C群ではcomplicated case 16例 70%で、SA群とC群で中期成績(胸腹部偽腔の血栓化・完全消失)を検討した。真腔+偽腔径は慢性群で有意に大きかった(p<0.05)。平均観察期間はSA群29±22か月、C群35±20か月で差はなかった。【結果】在院死亡、術後対麻痺と脳梗塞は両群とも認めなかった。二腔開存の中期胸部偽腔の血栓化・完全消失は、SA群では6例(86%)、C群では5例(28%)、急性期を除くと100%で有意差があった(p<0.05)。【結論】B型大動脈解離に対するTEVARでは、発症後1-3か月目の亜急性、慢性早期に介入を行えば虚血の改善とaortic remodelingが得られた。
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