演題

OP-236-1

胸腹部大動脈瘤に対するt-Branch deviceの初期成績

[演者] 萩原 慎:1
[著者] 小澤 博嗣:1, 大森 槙子:1, 手塚 雅博:1, 瀧澤 玲央:1, 馬場 健:1, 福島 宗一郎:1, 百川 文健:1, 宿澤 孝太:1, 原 正幸:1, 金子 健二郎:1, 前田 剛志:1, 太田 裕貴:1, 墨 誠:1, 黒澤 弘二:1, 立原 啓正:1, 戸谷 直樹:1, 佐久田 斉:1, 石田 厚:1, 金岡 祐司:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【初めに】胸腹部大動脈瘤(TAAA)に対してCook社製 Zenith t-Branchを用いて治療してきたので今回その成績を検討した.【対象と結果】2012年以降TAAAに対してt-Branchを13例行った.平均年齢75.0歳,男性8例(61.5%),平均動脈瘤最大短径:60.0mm.Crowford型はⅠ型:3例(23.0%),Ⅱ型:4例(30.8%),Ⅲ型:2例(15.4%),Ⅳ型:0例,Ⅴ型:4例(30.8%).手術時間452分・出血量685ml,手術死亡は1例(7.7%)に認め,広範囲脳梗塞であった.術後合併症は対麻痺2例(15.4%)・不全対麻痺2例(15.4%)を認めたが,2例は歩行退院した.下肢虚血合併症は認めなかった.術後平均入院期間:15.0日,術後typeⅢELに対して追加TEVARを1例(7.7%)に行った.平均追跡期間は10ヶ月で大動脈瘤関連死回避率,二次治療回避率は1・2年でそれぞれ100%/100%,92.3%/92.3%であった.【結語】ハイリスクTAAAに対する治療選択肢としてt-Branchは有用な治療法と考えられるが対麻痺は人工血管置換術同様未解決の問題である.
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