演題

OP-235-5

TEVAR後に瘤径拡大を認めた症例の検討

[演者] 百川 文健:1
[著者] 小澤 博嗣:1, 大森 槙子:1, 手塚 雅博:1, 馬場 健:1, 福島 宗一郎:1, 瀧澤 玲央:1, 萩原 慎:1, 宿澤 孝太:1, 原 正幸:1, 前田 剛志:1, 金子 健二郎:1, 太田 裕貴:1, 墨 誠:1, 黒澤 弘二:1, 立原 啓正:1, 戸谷 直樹:1, 佐久田 斉:1, 石田 厚:1, 金岡 祐司:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【はじめに】当科で施行した胸部大動脈瘤(TAA)に対する胸部ステントグラフト術(TEVAR)のうち,術前CTと比較し5mm以上の瘤径拡大を認めた症例を検討した.【対象】過去8年間に施行したTAAに対するTEVAR 298例を対象とした. 【結果】術前TAA最大短径は62.2mm,平均年齢は74.2歳であった.平均観察期間は27.6ヶ月で5mm以上の瘤径拡大を49例(16.4%)に認めた.拡大例の平均年齢は75.8歳でエンドリークを37例(75.5%)に認めた.追加治療を26例(70%)に行ったが8例を瘤破裂で失った.経過中の死亡を13例(26.5%)に認めた.拡大群,非拡大群での生存率,瘤関連死回避率,二次治療回避率 (1年,2年,3年)はいずれも有意差をもって拡大群が低下した.【結語】瘤径拡大症例においてはELを認めるものが多く,特にtype1ELを認めるものは早急に対処すべきと思われた.また,瘤径拡大群の瘤破裂例は全例ELを認めた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版