演題

OP-235-1

J Graft Openステントグラフトの使用経験: 自家製Zステントグラフトの中期成績をふまえて

[演者] 伊藤 久人:1
[著者] 寺西 智史:1, 澤田 康裕:1, 藤永 一弥:1, 庄村 遊:1, 水元 亨:1
1:安城更生病院呼吸器外科・心臓血管外科

当施設では従来GianturcoZステント(ステント長5cm)を用いた自作ステントグラフトを使用し弓部大動脈置換術を行ってきた.2009年4月-2014年6月に25例(真性瘤18例,慢性解離7例)に実施した.手術死亡や下肢対麻痺はなく,近接期成績は比較的良好であったが,中期にはステント末梢側での大動脈破裂2例,ステントの中枢側へのmigration4例,更に慢性解離症例で隔壁損傷による偽腔血流再開1例,re-entryからの血流増大1例を認め,近接期1例,中期5例の計6例(6/25: 24%)で追加処置が必要であった.
J Graft openステントグラフトはステント骨格が長く,柔軟であり,Zステントの諸問題を解決し得ると期待されたため,5例(真性瘤2例,急性解離,亜急性解離,慢性解離各1例)に使用した.ステント長は120mm:2例,90mm:2例,60mm:1例で,手術時間295±15分,術後10.6±6.9時間で抜管し,術後平均15日で退院した.endoleakは全例認めなかった.初期成績は良好であるが,遠隔成績が重要である.
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