演題

アロマオイルによる新規抗癌治療

[演者] 中山 健:1
[著者] 村田 聡一郎:1, 岩崎 健一:1, 佐野 直樹:1, 黒川 友博:1, 田野井 智倫:1, 野渡 剛之:1, Villareal Myra O.:2, 礒田 博子:2, 大河内 信弘:1
1:筑波大学消化器外科, 2:筑波大学北アフリカ研究センター

目的:アロマオイルの成分の一つであるterpinen-4-olの大腸癌細胞株に対する抗腫瘍効果を検討する.方法: i) in vitro: 大腸癌細胞株HCT116にterpinen-4-olを添加し,WST-8で殺細胞効果を,Brd-Uで増殖抑制効果を,western blotで抗腫瘍効果のメカニズムを検討した.ii) in vivo: Icr-scidマウスの大腿部にHCT116を皮下移植した.生食投与群,terpinen-4-ol投与群を設定し,皮下局所投与を行ない,腫瘍体積及び腫瘍重量を比較した.結果: i) in vitro terpinen-4-olの添加により有意(p<0.01)に殺細胞効果と増殖抑制効果が認められた.増殖抑制のメカニズムにcell cycle arrestおよびapoptosisが関与していると考えられた.ii) in vivo terpinen-4-ol投与群は生食群に比べ有意(p<0.01)に腫瘍増殖を抑制した.結語: アロマオイルの成分が新たな抗癌治療法となりうる可能性が示された.
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