演題

腹腔内遊離細胞治療を目的とした大腸癌細胞株における低浸透圧細胞破壊効果とクロライドイオン輸送制御による殺細胞効果増強の検討

[演者] 竹本 健一:1
[著者] 塩﨑 敦:1, 市川 大輔:1, 小松 周平:1, 小菅 敏幸:1, 小西 博貴:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 藤原 斉:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 丸中 良典:2, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科, 2:京都府立医科大学細胞生理

<目的>大腸癌細胞株における低浸透圧刺激による細胞殺細胞効果をin vitro及びin vivoで検討。<方法>3種の大腸癌細胞株を低浸透圧処理、ビデオ微分干渉顕微鏡システム・高分解能型自動細胞解析装置を用い細胞形態・容積変化を測定。低浸透圧処理の殺細胞効果を確認。In vivo実験で蒸留水の腹膜播種抑制効果を検討。NPPB(Cl-channel blocker)による低浸透圧殺細胞効果の影響を検討。<結果>いずれの細胞株でも蒸留水処理後に細胞容積の増大,破裂,小断片化し、viabilityが減少。In vivo実験で蒸留水刺激により腹膜播種形成が抑制。また、低浸透圧溶液処理時に増大した細胞容積が元の体積に戻る調節性容積減少(regulatory volume decrease: RVD)を認め、NPPBにより抑制された。NPPBを用いた再培養実験で殺細胞効果が増強。<まとめ>今後、細胞生理学的手法による播種性転移制御法開発を目指す。
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