演題

OP-231-5

局所進行S状結腸癌に対する腹腔鏡下手術の有用性−T4症例における手術手技のポイント−

[演者] 山梨 高広:1
[著者] 佐藤 武郎:1, 筒井 敦子:1, 三浦 啓寿:1, 小倉 直人:1, 内藤 正規:1, 中村 隆俊:1, 渡邊 昌彦:1
1:北里大学外科

【背景】局所進行結腸癌に対する腹腔鏡下手術は近年急速に普及している.一方,T4b症例に対する安全性は確立されておらず,さらにT4aとT4bを術中に正確に鑑別することは困難といえる.【目的】S状結腸癌T4症例に対する腹腔鏡下手術手技を報告し,その安全性と妥当性を検証する.【対象と方法】2005年1月~2014年6月,腹腔鏡下手術を施行したS状結腸癌pT4症例68例.その治療成績と手術手技を供覧する.【手術手技】浸潤が疑われる場合は周囲組織を含め切除する.後腹膜側では後腹膜下筋膜と周囲脂肪識を,腹膜側では壁側腹膜を合併切除する.膀胱側に対しては部分切除を行い縫合閉鎖する.【結果】中央値で手術時間208分,出血量10g,術後在院日数7日であった. RM1を1例(1.5%),縫合不全を4例(5.9%)に認めた.【結語】S状結腸癌T4症例に対する腹腔鏡下手術は,確実なD3郭清と周囲組織の合併切除を行うことで,安全に施行可能と考える.
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