演題

OP-231-4

進行結腸癌を腹腔鏡下手術適応とする際の重要な技法と成績

[演者] 市原 隆夫:1
[著者] 馬場谷 彰仁:1, 坂井 利規:1, 滝 正義:1, 平岡 邦彦:1
1:尼崎中央病院消化器センター外科

(はじめに)進行結腸癌に対する腹腔鏡下手術(LC)は郭清精度に加え,巨大な腫瘍に対する①剥離授動②浸潤臓器間の正確な剥離面③腹膜播種の予防が必要.全大腸癌をLC適応としてきた当科の手技工夫,成績を検討した.(対象)2006年4月以降の全結腸癌272例の内,LC施行連続263例(96%).(巨大腫瘍の剥離授動)内側+外側アプローチだけでの腹腔外脱転は困難,腹腔内で腸管切除,口,肛側を加え4方向アプローチを施行.(腹腔内播種予防)腸管は堅牢なZip,rockに収納,袋内で回転,最小の創で摘出,10ℓの腹腔内洗浄で癌細胞散布予防.浸潤癌では浸潤部全周にテープ掛け剥離時のリードとしている.(結果)LC完遂率99%,平均最大腫瘍径41mm,術後合併症10%,平均術後在院日数10日.術後3年以上経過202例のStage別3年無再発生存率は,StageIIが86%,IIIa83%,IIIb68%. (考察)進行癌にも完遂率は高く,予後は本邦の開腹手術成績に非劣性,安全な手術可能であった.
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