演題

OP-231-3

局所進行結腸癌に対する化学療法を併用した腹腔鏡下手術の有用性

[演者] 肥田 侯矢:1
[著者] 高橋 亮:1, 平井 健次郎:1, 西川 元:1, 塩田 哲也:1, 河田 健二:1, 長谷川 傑:1, 坂井 義治:1
1:京都大学消化管外科

【目的】cT3N1以上の結腸癌(C~RS)で術前化学療法を行った症例に関して、手術アプローチを含めて評価を行う。【結果】2005年6月より2013年7月までに当院で行った原発性大腸癌cT3N1以上は305例で、術前化学療法施行例(NAC群)はcStageIII14例、cStageIV25例であった。NAC群で男性が69%(手術先行群50%)、左側結腸癌が74%(手術先行群55%)であった。術前CEAは27.2(手術先行群5.6)ng/mlであった。腹腔鏡手術はNAC群の73%に行われ、開腹移行は29例中1例のみで移行理由は大動脈周囲剥離が困難なためであった。開腹手術を選択した10例中8例は腫瘍進行によるもので、うち7例はSIであった。NAC症例の手術時間は腹腔鏡手術194分、開腹手術289.5分、出血量は腹腔鏡手術32g、開腹手術495gで、Grade2以上の合併症は腹腔鏡手術10%、開腹手術50%であった。予後はStageIIIの5年無再発生存率がNAC群63%、手術先行群73%で、開腹と腹腔鏡で差は認めなかった。
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