演題

乳癌のセンチネルリンパ節生検における3D-CT lymphographyの有用性の検討

[演者] 内田 知顕:1
[著者] 諸橋 聡子:1, 西村 顕正:1, 西 隆:1, 袴田 健一:1
1:弘前大学消化器乳腺甲状腺外科

【はじめに】乳癌におけるセンチネルリンパ節(SLN)の同定方法として、色素法、radioisotope法(RI法)の併用が望ましいとされている。しかしRI法は施行できる施設が限られるなど普及には課題が散在しており、新たな方法として3D-CT lymphography(3D-CTLG)の報告があり当院でも導入した。【目的】3D-CTLGの有用性に関して検討を行った。【方法】2007年12月から2011年3月までの期間にセンチネルリンパ節生検(SLNB)を施行し、術後3年間に渡り経過を追跡し得た乳癌患者162例(色素法単独群16例、3D-CTLG、色素法併用群146例)を対象とし、結果を検討した。【結果】SLNの同定率は色素法単独群の93.8%(15/16例)に比べ併用群で100%(146/146例)と良好であった。SLNB陰性例のうち腋窩リンパ節再発を来した症例は、色素法単独群で1例(6.3%)、併用群では認めなかった。【考察】3D-CTLG、色素法併用は十分に臨床的な有用性を有するものと考えられた。
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