演題

CTリンパ管造影によるセンチネルリンパ節の転移診断

[演者] 中川 美砂子:1
[著者] 坂本 晋一:1, 住友 弘幸:1, 森本 雅美:1, 西野 豪志:1, 坪井 光弘:1, 古北 由仁:1, 梶浦 耕一郎:1, 武知 浩和:1, 吉田 卓弘:1, 中川 靖士:1, 滝沢 宏光:1, 田所 由紀子:1, 先山 正二:1, 丹黒 章:1
1:徳島大学胸部・内分泌・腫瘍外科

ACOSOG Z0011により早期乳癌にセンチネルリンパ節(SLN)転移陽性でも腋窩郭清を省略できる可能性が明らかとなった。当科ではSLN同定法としてCTリンパ管造影(CTLG)を行っている。CTLGで転移予測が可能であるという仮説をもとに病理学的診断とCTLG所見を比較した。 連続する原発性乳癌812 症例より術前化学療法症例を除き、CTLGが解析可能な467症例を解析した。病理学的にリンパ節転移陽性であったのは70症例(14.9%)であった。CTLGの結果は正診率87.3%、感度58.5%、特異度92.4%、陽性的中率は57.7%、陰性的中率は92.6、陰性尤度比は0.44であった。 CTLGは転移陰性を診断する除外診断に有効である。Z0011の結果を考慮すればCTLGの転移診断によってN0症例には腋窩手術を省略できる可能性さえ考えられる。今後も検討を重ね、より精度の高い転移診断を確立したい。
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