演題

同側乳房内再発に対するセンチネルリンパ節生検:同側腋窩領域以外でのセンチネルリンパ節同定の予測因子と局所制御

[演者] 服部 正也:1
[著者] 近藤 直人:1, 藤田 崇史:1, 澤木 正孝:1, 吉村 章代:1, 市川 茉莉:1, 石黒 淳子:1, 小谷 はるる:1, 安立 弥生:1, 久田 知可:1, 岩田 広治:1
1:愛知県がんセンター中央病院乳腺科

【目的・方法】同側乳房内再発(IBTR)におけるセンチネルリンパ節生検(SNB)の妥当性と同側腋窩領域以外でのセンチネルリンパ節同定の予測因子,また局所制御につき検討した.対象は当院でIBTRに対しSNBを施行した40例.【結果】23例は初回手術時に腋窩郭清が施行され(ALND群),17例はSNBのみであった(SNB群).全体の同定率は90%で,同側腋窩領域以外でのセンチネルリンパ節同定率はALND群79%,SNB群47%であった.予測因子の検討では,単変量解析で初回手術時のALND,温存乳房照射の有無で差を認め,多変量解析では温存乳房照射の有無のみで差をが認めた(p=0.01).3年局所領域無再発生存率はセンチネルリンパ節が摘出された群81%,されなかった群88%であり差は認めなかった(p=0.5).【結語】温存乳房照射歴のみが腋窩領域以外でセンチネルリンパ節が同定される予測因子であった.センチネルリンパ節の摘出自体は局所再発に影響を与えなかった.
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