演題

乳癌センチネルリンパ節生検におけるアイソトープ注射部位についての検討

[演者] 才田 千晶:1
[著者] 宮本 博美:1, 黒井 克昌:1, 山下 年成:1, 有賀 智之:1, 堀口 和美:1, 本田 弥生:1, 井寺 奈美:1, 後藤 理紗:1, 鈴木 瑞佳:2
1:東京都立駒込病院乳腺外科, 2:東京都立駒込病院放射線科

乳癌センチネルリンパ節生検(SLNB)でのラジオアイソトープ(RI)注射部位の違いによるリンパ節の描出について検討した。対象は当院において2001年から2014年8月までSLNBを施行した2246症例。RI注射部位は、時期によりA群:2001年〜2006年4月、腫瘍周囲(腫瘤の直上皮下1か所とその左右の計3か所)、B群:2007年5月〜2012年12月、傍乳輪周囲(傍乳輪周囲の皮下(上下左右)計4か所)、C群:2012年12月〜現在、傍乳輪腋窩側(傍乳輪部の腋窩側1か所)。【結果】症例数はそれぞれA:717例、B:1086例、C:443例。リンフォシンチグラフィーでのAx-SLNの描出個数はA:1.8個、B:2.0個、C:1.9個で、Ax-SLN摘出個数中央値はA:1個、B:2個、C:1個であった。摘出した腋窩センチネルリンパ節(Ax-SLN)のex vivoでの10秒値のカウント中央値は、A:223cps、B:425cps、C:1256cps、同定率はそれぞれA:96.8%、B:99.5%、C:99.5%であった。傍乳輪腋窩側注射法は、簡便で有用な方法と考えられた。
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