演題

乳癌センチネルリンパ節生検転移検出における免疫染色併用の有用性の検討

[演者] 高橋 洋子:1
[著者] 松本 華英:1, 雑賀 三緒:1, 関 朋子:1, 笹島 ゆう子:2, 池田 正:1
1:帝京大学外科, 2:帝京大学病理

(目的)SLNの転移検索における免疫染色追加の有用性を検討した。(対象/方法)2008年1月から2014年7月に当科で原発性乳癌に対しSLN生検を施行、術中迅速病理診断を行った578例。SLN転移検索は、術中診断は凍結標本で診断、後日HE染色見直しとサイトケラチンに対する抗体(CK AE1/AE3)を用い免疫組織染色(IHC)で再検討。(結果)578例中119例でSLN転移陽性。術中迅速診断は、遊離腫瘍細胞(ITC)3例(SLN転移(+)の2.5%)、微小転移(+)(Mi)14例(11.8%)、102例(85.7%)はmacrometastasis(Ma)。SLN転移(-)459例中、永久診断で36 例(迅速時陰性の7.8%)が診断変更、うち9例(1.9%)がMa。IHCによる診断変更は11例(ITC 3例、Mi 6例、Ma 2例)。診断変更後13例で追加腋窩廓清術(Ax)を施行し、転移を認めたのは1例のみ。経過観察中再発を認めた症例3例(局所・肺・肝)は、Maと診断変更され、1例はIHCで診断変更されていた。(結語)IHCを用いたSLN転移判定法が必須か再考する必要がある。
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