演題

乳癌センチネルリンパ節のOSNAコピー数総和による非センチネルリンパ節転移の予測

[演者] 鈴木 真彦:1
1:北村山公立病院

【目的】OSNA法はセンチネルリンパ節(SLN)転移診断に有用である。しかし、原発巣やSLNの特徴と非センチネルリンパ節(NSLN)の転移との関連はまだ明らかではない。今回、SLNのOSNAコピー数総和(TTL: Total Tumor Load)がNSLNの転移予測になるのかを検討した。【対象と方法】当院で原発性乳癌にてSLN生検を含む手術を行い、SLNがOSNA法で転移陽性で腋窩リンパ節郭清が施行された32症例を対象とした。検索された全てのSLNのTTLを求め、TTL<15,000(9症例)とTTL≧15,000(23症例)の2群間でのNSLN陽性率を比較した。【結果】1症例あたりの平均SLN個数は1.8個だった。TTL<15,000でのNSLN陽性は2症例でNSLN陽性率は22.2%だったが、TTL≧15,000でのNSLN陽性は12症例でNSLS陽性率は52.2%と高かった。【考察】TTLが高いほどNSLNの陽性率は高い可能性が考えられた。TTL≧15,000の高値の場合には、腋窩リンパ節郭清の施行を検討するのは妥当だと考えられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版