演題

サブタイプ分類による術前化学療法施行症例におけるセンチネルリンパ節生検の精度

[演者] 竹前 大:1
[著者] 横江 隆道:1, 植野 華子:1, 栗原 俊明:1, 永山 愛子:1, 高橋 麻衣子:1, 林田 哲:1, 神野 浩光:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

背景乳癌治療で、術前化学療法(NAC)後のセンチネルリンパ節生検(SLNB)の有用性はcontroversialである。今回、subtype毎のNAC症例におけるSLNBの精度を検討した。対象と方法2003年1月から2014年7月までにNAC後に腋窩郭清を伴うSLNBを行ったN0/1の乳癌患者94例を対象とした。結果症例全体でSLN同定率は90.4%(85/94)、偽陰性率は19.0%(8/42)であり、N1症例と比較し、N0症例は同定率は有意に高く、偽陰性率は低い傾向があった。N1症例をsubtype別に検討すると、同定率はluminal type vs HER2 type vs triple negative type(TN type):78.2% vs 95.0% vs 100%、p=0.084でHER2 typeおよびTN typeで高い傾向にあり、偽陰性率は22.2% vs 0.0% vs 42.8%、p=0.186でHER2 typeが低い傾向にあった。結語N1症例であってもHER2 typeは他のtypeよりSLNBの精度が高く、NAC後のSLNBによる腋窩郭清省略が安全に施行できる可能性が示唆された。
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