演題

センチネルリンパ節生検後の腋窩再発症例

[演者] 角田 伸行:1
[著者] 村田 嘉彦:1, 佐藤 直紀:1, 中西 賢一:2, 武内 大:2, 都島 由希子:2, 林 裕倫:2, 菊森 豊根:2, 梛野 正人:1
1:名古屋大学腫瘍外科, 2:名古屋大学乳腺・内分泌外科

【背景】センチネルリンパ節(SLN)生検後腋窩郭清(ALND)省略例で、腋窩リンパ節に初再発を認めた症例の詳細な調査を行った。【対象】2005年よりSLN生検を導入し、2013年12月までに1069例のSLNBを行った。このうち、ALNDを省略した903例を対象とした。【結果】12例(1.3%)で腋窩リンパ節に初再発を認めた。Luminal 型2例、Luminal/HER2型2例、HER2型1例、triple negative型7例。腋窩再発までの中央値は23.5ヶ月(12〜52ヶ月)。同時に遠隔転移巣を認めたのは4例(多発骨1例、同側頚部リンパ節1例、肺2例)。8例でALNDが追加され、pN1が2例、pN2が4例、pN3が2例であった。このうち7例に再手術前後で薬物治療が追加されていた。【まとめ】Triple negative型が12例中7例と有意に多く、再手術可能であった4例中、無再発生存はわずか1例と予後不良であった。一方、Luminal型2例は無再発生存中であった。腋窩再発に関してもサブタイプを考慮した治療戦略が必要と考えられた。
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