演題

ホルモン受容体陽性再発乳癌における再発後予後の検討

[演者] 秋吉 清百合:1
[著者] 及川 将弘:1, 古閑 知奈美:1, 西村 純子:1, 厚井 裕三子:1, 中村 吉昭:1, 石田 真弓:1, 大野 真司:1
1:国立病院九州がんセンター乳腺科

【背景】乳癌の治療成績は年々向上しており、ホルモン受容体(HR)陽性乳癌においても術後再発は減少してきたがその中でも再発する症例が存在する。【対象と方法】2000-2012年に当科で手術を行ったHR陽性乳癌患者のうち、術後再発を来たした194例を対象に、再発時期において予後を解析し、さらに5年以内の再発症例に絞って治療法と予後を解析した。【結果】術後5年以降の再発群は術後2年以内や術後2-5年の再発より予後は有意に良好であった。5年以内の再発症例120例では、再発後内分泌療法継続群が最も予後良好であり、初回から化学療法を施行した群が次に予後が良好であり、初回内分泌療法の次に化学療法に変更した群が最も予後不良であった。この群には2-5年以内の再発、臓器転移を有した症例が多い傾向を認めた。【結語】術後補助療法中に再発する症例や、再発後初回内分泌療法に早期に耐性を示し化学療法に変更を要する症例は予後不良であることが示された。
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