演題

肺生検を施行した乳癌術後症例の検討

[演者] 松浦 一生:1
[著者] 野間 翠:1, 山下 正博:1, 高倉 有二:1, 鈴木 崇久:1, 大石 幸一:1, 札場 安宏:1, 池田 聡:1, 眞次 康弘:1, 石本 達郎:1, 中原 英樹:1, 漆原 貴:1, 板本 敏行:1, 西坂 隆:2, 角舎 学行:3, 岡田 守人:3, 有広 光司:4
1:県立広島病院乳腺外科, 2:県立広島病院臨床研究検査科, 3:広島大学乳腺外科, 4:広島大学病理部学

【背景】乳癌既往のある肺腫瘍は転移性か原発性かで診断に迷うことが多い。【対象・方法】1997年~2013年に当院を含む2施設で乳癌術後に肺生検を施行した53例を対象とした。 肺生検方法は、気管支鏡下TBLB;7例,CTガイド下生検;1例,VATS肺部分切除術;45例であった。肺生検53例中、25例が肺転移、28例がその他疾患(原発性肺癌;21例,良性病変;7例)と診断された。肺転移とその他疾患の臨床病理学的特徴を検討した。【結果】初発時平均年齢は肺転移群;50歳,その他疾患群;65歳と有意差を認め(p=1.78e-06)、臨床病期は、肺転移群が、有意に進行例が多かった(p=0.027)。無病生存期間は、肺転移群;5.4年、その他疾患群;4.3年であり、10年生存率は、肺転移群;58%、その他疾患群;93%であり、有意差(p=0.0342)を認めた。【結語】肺生検により根治が見込める原発性肺癌を除外し、肺転移のBiologyの再評価により、的確な治療選択が可能となる。
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