演題

乳癌骨転移における積極的スクリーニングと予後との関連の検討

[演者] 高井 真紀:1
[著者] 増野 浩二郎:1, 野田 美和:1, 神代 竜一:1, 梅田 健二:1, 米村 祐輔:1, 板井 勇介:1, 平林 康宏:1, 板東 登志雄:1, 宇都宮 徹:1, 田代 英哉:1, 坂田 久信:1
1:大分県立病院外科

【はじめに】乳癌では骨への転移が多い癌腫であるが、骨転移スクリーニングは生存期間延長のエビデンスはなく、ガイドラインにおいて推奨されていない。【目的】当院での乳癌骨転移治療例を解析し、積極的にスクリーニングを行うことで予後改善が見込まれるサブタイプが存在するのかどうかを検討することを目的とした。【方法】2005年1月から2013年12月までに骨転移治療を行った乳癌骨転移94例において、サブタイプ(HR+/HER2-:GroupA,HR+/HER2+:GroupB, HR-/HER2-:GroupC, HR-/HER2-:GroupD)や骨転移診断時の疼痛の有無と予後の関連を後ろ向きに検討した。【結果】GroupBでは定期検査で骨転移が発見された群のほうが有意に生存率が高かった。【結論】症例数が少ない群もあるため今後の症例においての検討が必要だが積極的にスクリーニングを行うことで予後が改善するサブタイプの存在が示唆され、今後、サブタイプに応じたサーベイランスが必要と考えられた。
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