演題

SY-15-5

会陰式脱出腸管切除術を施行した直腸脱106例の検討

[演者] 秦 史壯:1
[著者] 西森 英史:1, 池田 慎一郎:1, 鬼原 史:1, 平間 知美:1, 岡田 邦明:1, 三浦 秀元:1, 鶴間 哲弘:2, 樽見 研:3, 石山 元太郎:3, 川村 麻衣子:3, 西尾 昭彦:3, 石山 勇司:3
1:札幌道都病院, 2:JR札幌病院外科, 3:札幌いしやま病院

はじめに:直腸脱の会陰式脱出腸管切除の手技と成績を述べる.対象:直腸脱106例.男性7例,女性99例,平均76歳. 手技:脱出腸管を縦軸方向に歯状線1.5 cm口側で自動縫合器等を用い切離.縦軸方向切離操作を2回行い観音開きとなった腸管を横軸方向に切除.結果:106例に本法を行い25例が再発(23.6%)し,22例に再切除,残り3例はThiersch(T)法等を行った. 16例は治癒し9例は再々発し,結局,本法は延べ141例に行われた.再発25例のうち再手術治癒した16例を含め,手術を2回行なえば97例(91.5%)が治癒した.再発例にT法を用いた5例は再発していない.再発期間は6ヶ月以内が75 %で,術時間は平均25分,縫合不全は1例(0.7%)であた.肛門内圧測定した33例の術前/術後に有意な変化はなかった.結語:重篤な合併症なく安全で簡便な術式と考える.本法を含めた手術を2回行なえば91.5%が治癒する可能性がある.また,T法の初回切除への付加も考慮される.
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