演題

StageIV/T4乳癌症例における緩和的原発巣切除の意義

[演者] 林 英司:1
[著者] 岡田 禎人:1, 永田 純一:1, 太平 周作:1, 前田 隆雄:1, 堀尾 建太:1, 石田 陽祐:1, 高橋 遼:1, 蟹江 恭和:1, 寺尾 尚哉:1, 則竹 統:1, 久保田 仁:1
1:半田市立半田病院外科

目的StageⅣT4乳癌症例において化学療法奏効例に対する原発巣切除の検討を行った.対象・方法対象:当院で2007年以後に当院で治療歴のあるStageⅣT4乳癌25例(T4b~T4d). 年齢は43~97歳で中央値59歳,原発巣切除の手術群10例,非手術群15例の生存期間/局所再発につき検討した.結果生存期間中央値は手術群not reached,非手術27ヶ月で有意差はなかった.手術群において局所再発例はなかった.また,ER陽性HER2陽性(and or)群19例とER陰性HER2陰性(トリプルネガティブ=TN)群6例の生存期間の中央値は54ヶ月と11か月で有意差を認めた.このためTN症例を除いた19例で再検討してみた.生存期間の中央値は手術群not reached,非手術群54ヶ月であった.有意差はなかったが,手術群で良好な傾向が見られた.結論StageⅣT4乳癌においては原発巣切除により長期局所コントロールを得られる可能性があり,ER陽性やHER2陽性症例には良い適応と考えられる.
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