演題

乳癌少数個脳転移に対するWBRTは是か非か~subtypeとの関連~

[演者] 石川 聡子:1
[著者] 井口 雅史:1, 田島 秀浩:1, 高村 博之:1, 二宮 致:1, 北川 裕久:1, 藤村 隆:1, 伏田 幸夫:1, 太田 哲生:1
1:金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科

乳癌脳転移少数個病変に対する治療としてSRSやSRT、WBRTの追加が選択され、頭蓋内制御とQOLを考慮した治療選択が求められる。WBRTを追加するか否かの選択に有用な臨床病理学的因子を探索するため当院の乳癌脳転移治療成績を後方視的に評価した。2006年~2014年に加療を行った乳癌脳転移症例52例中、単発および少数転移は36%、治療内容としては全脳照射46%、SRS/SRT 31%、手術 9%、経過観察5%、BSC 9%、subtypeはTNBC 36%、Luminal 38%、HER2 24%であった。WBRTと比較しSRS/SRT単独では有意に新規病変および髄膜播種を認め、頭蓋内制御は不良であった。(p=0.009) TNBCではSRS後早期(中央値2ヶ月)に髄膜播種をきたし、一方Luminal typeでは追加治療までの中央値は12か月と長く、追加SRSによりコントロールが可能な症例も存在した。
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