演題

Invasive micropapillary carcinoma (混合型)におけるCD44s, CD44v6, v9の発現−micropapillary pattern領域と通常型乳癌領域の比較−

[演者] 梅田 朋子:1
[著者] 石田 光明:2, 村田 聡:1, 森 毅:1, 河合 由紀:1, 坂井 幸子:1, 冨田 香:1, 北村 美奈:1, 北村 直美:1, 赤堀 浩也:1, 太田 裕之:1, 山口 剛:1, 園田 寛道:1, 清水 智治:1, 塩見 尚礼:1, 山本 寛:1, 目片 英治:1, 久保田 良浩:1, 仲 成幸:1, 九嶋 亮治:2, 谷 眞至:1
1:滋賀医科大学外科, 2:滋賀医科大学 病理部

IMPCは浸潤性乳管癌の特殊型で脈管浸潤やリンパ節転移が多い。ほとんどが通常型乳癌とmicropapillary pattern(MP)の混合型である。IMPCは癌幹細胞の主要表面マーカーであるCD44陽性細胞が多い。一方CD44遺伝子のvariantであるCD44v6やv9の発現は、癌細胞の遊走、浸潤、接着能に関係し、予後不良因子とも考えられる。2005年6月~2014年7月に治療を開始したIMPC21例の通常型乳癌とMP領域におけるCD44s、v6、v9の発現を免疫組織学的に検討した。0−5の6段階スコアに分類した。CD44sは61%、v6は100%、v9は95%の乳癌細胞膜に発現(6%以上陽性)した。通常型乳癌領域とMP領域のスコア平均値はCD44s;1.4 vs 0.7、v6; 4.3vs3.0、v9; 3.0 v.s.1.7であり、いずれも有意(T test p<0.005)にMP領域で減弱した。リンパ節転移陽性例では有意(Welch t検定p=0.00013)にMP領域におけるv6の減弱をみとめ、M接着能の低下や浸潤転移能増大の可能性が示唆された。
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