演題

乳癌の再発巣におけるサブタイプ変化とその予後因子としての有用性

[演者] 植野 華子:1
[著者] 横江 隆道:1, 竹前 大:1, 栗原 俊明:1, 永山 愛子:1, 高橋 麻衣子:2, 林田 哲:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科, 2:慶應義塾大学病院腫瘍センター

背景と目的現在、転移性乳癌における再発巣の生検が推奨されているが、予後との関連性は明らかではない。今回我々は再発巣のサブタイプ変化と予後の関連性につき検討した。方法2007年1月から2014年8月までの期間に当院で転移巣の生検または切除を施行した転移性乳癌患者39例を対象とした。結果全症例の初発時平均年齢は50.9歳、Stage Iが10例、Stage IIが23例、Stage IIIが6例であり、Luminalが25例、Luminal/ HER2が7例、HER2 Typeが1例、TNが6例であった。また無再発期間中央値は1927日、8例が局所再発、31例が遠隔転移であった。サブタイプ変化症例は局所再発1例、遠隔転移9例であった(p=0.340)。奏効率はサブタイプ変化群と不変群で10.0%と20.7%であり有意差を認めなかった(p=0.455)が、無増悪期間は中央値180日と440日であり、サブタイプ不変群で有意に延長していた(p=0.006)。結語サブタイプ変化群は不変群と比較して予後不良である可能性が示唆された。
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