演題

乳癌脳転移のサブタイプ別予後と治療戦略

[演者] 佐藤 章子:1
[著者] 石田 孝宣:1, 鈴木 昭彦:1, 多田 寛:1, 渡部 剛:1, 宮下 穣:1, 根本 紀子:1, 藤井 里圭:1, 大内 憲明:1
1:東北大学腫瘍外科

【背景・目的】乳癌患者の脳転移は予後不良とされているが、近年の治療法の進歩により生存期間の延長が報告されている。今回サブタイプ別に検討し、長期生存患者の臨床的特徴を解明することを目的とした。【対象・方法】2001年から2014年に東北大学病院で脳転移と診断された76例について臨床病理学的特徴、治療方法、予後について後方視的に検討した。【結果・考察】Luminal、HER2陽性、TNの3群で検討すると、脳転移部位、脳局所療法、臓器転移の有無、発見時症状などの背景に有意差はなかったが、HER2陽性群で有意に長期生存患者が多かった。脳転移後OSの多変量解析にてHER2陽性、定位照射また手術可能症例で有意差があった。脳転移像や脳局所療法、サブタイプ別で脳転移後の予後が異なることが判明し、適切なスクリーニングは予後改善に寄与する可能性が示唆された。
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