演題

cN0症例におけるAxillary reverse mapping法の有用性

[演者] 野口 美樹:1
[著者] 森岡 絵美:1, 大野 由夏子:1, 中野 泰治:1, 野口 昌邦:1, 小坂 健夫:2
1:金沢医科大学乳腺・内分泌外科, 2:金沢医科大学一般・消化器外科

【目的】cN0症例でセンチネルリンパ節(SLN)に転移を認めた場合,ARMリンパ節を温存した腋窩リンパ節郭清(ALND)が可能であるか検討する。【方法】cN0症例にSLNBを行い、ARM法を用いてARMリンパ管・ARMリンパ節を同定する.転移を認めた場合、ARMリンパ節を含めてALNDを行う。【結果】SLNBを行った267例中、SLNがARMリンパ節であった症例は67例(25%)であった。SLNに転移を認めた症例は45例(17%)であり、郭清したARMリンパ節に転移を認めた症例は1例(0.4%)であった。この症例はSLNがARMリンパ節であった。また,SLNB症例のうち、SLNがARMリンパ節であった2例(0.7%)に浮腫を認めた。【結語】z0011の適応にならずALNDが必要な場合、SLNがARMリンパ節でなければ、ARMリンパ節を温存したALNDができる可能性がある。また,SLNがARMリンパ節であった場合には、SLNBだけでも浮腫を合併する可能性があり,リンパ浮腫に対する指導が必要であると考える。
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