演題

HBOCスクリーニングは術式選択に影響を与えるか

[演者] 石黒 淳子:1
[著者] 吉村 章代:1, 藤田 崇史:1, 澤木 正孝:1, 服部 正也:1, 近藤 直人:1, 市川 茉莉:1, 安立 弥生:1, 久田 知可:1, 小谷 はるる:1, 岩田 広治:1
1:愛知県がんセンター中央病院乳腺科

【背景】当院では2014年より全初診患者に対してHBOCスクリーニングを開始した。カウンセリング対象者は部分切除術(Bp)が可能であっても乳房切除術(Bt)を選択する可能性がある。【目的】HBOCスクリーニングが術式に与えた影響について検討した。【対象】2012年から2014年に当院で乳癌根治術を施行した1144症例中、術前精査によりBp可能と提示された613例。【結果】613例中、Btを選択した患者は102例(16.7%)であった。スクリーニング開始前と後で比較すると、開始前は542例中84例(15%)であったが開始後は71例中17例(23%)と増加していた。カウンセリングの提示が術式選択に影響を与えたかどうかについて開始後の71例に限ると、カウンセリング対象者19例中希望でBtされた患者は7例(58%)、非対象者52例中では10例(24%)で対象者の方が多く希望でBtされていた。【まとめ】HBOCカウンセリングの対象になることで術式をBtへと希望する患者は増えていることが示された。
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