演題

乳房温存手術における整容性を向上させる手技:Lateral tissue lifting法

[演者] 佐藤 隆宣:1
[著者] 及川 明奈:1, 福富 隆志:1
1:東京都済生会中央病院 乳腺外科

乳房温存手術においては、術後の整容性を保つ要求が高まっており、oncoplastic surgeryという概念に注目が集まっている。乳房温存手術を成功させるためのポイントは、根治性を損なわないしっかりとした部分切除とその欠損部をバランスよく充填し整容性を保つことであると考えている。特に整容性においては、欠損部をどのように充填するかが重要であり、個々の工夫・技術がいかされる領域である。我々は、lateral tissueのボリュームを考慮し、それらを十分に伸展、リフトさせて乳腺を授動し充填をする方法(Lateral tissue lifitng法)を用いている。この方法は難度の高い技術を必要とせず、誰にでもできる容易な補填法で、特に乳腺による充填が困難なため陥没変形を生じやすい内側領域の病変においては特に有用な方法である。今回は内側領域の乳癌を例に現在我々が行っている手技の実際を供覧する。
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