演題

乳房再建術の保険適応に伴う原発性乳癌治療戦略個別化への取り組み

[演者] 石田 真弓:1
[著者] 秋吉 清百合:1, 及川 将弘:1, 古閑 古閑:1, 西村 裕三子:1, 厚井 裕三子:1, 中村 吉昭:1, 大野 真司:1
1:国立病院九州がんセンター乳腺科

乳房再建術が保険適応となり、ガイドラインには適格例として術前診断Stage2以下、周囲組織浸潤や高度リンパ節転移がない等、除外基準は術後放射線治療予定例、活動性の感染を有する例等が示された。そこで再建術が乳癌治療に与える影響を検討した。2000年1月~2014年7月の一次二期再建術を施行した65例(保険適応後5例)中、非浸潤癌17例(26%)、浸潤癌48例(74%)、そのサブタイプはHR+/HER2-が35例(73%)、HR+/HER2+が6例(9%)、HR-/HER2+が4例(6%)、HR-/HER2-が3例(5%)であった。保険適応前はHR+/HER2-でNACが6例(19%)、術後化学療法が15例(47%)、HR+/HER2+とHR-/HER2+は全例術後に化学療法施行、HR-/HER2-は術後無治療、保険適応後はHR+/HER2-1例がNAC、2例は術後内分泌療法のみ、HR-/HER2-2例はNACを施行した。術中SLN転移陽性の2例はTE挿入を中止した。術前に再建希望のある例にはサブタイプ別に術後合併症を避けるための個別化治療に取り組みを始めている。
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