演題

OP-223-7

成犬を用いた十二指腸切離後における消化管運動の検討

[演者] 木暮 憲道:1
[著者] 矢野間 透:1, 木村 明春:1, 鈴木 雅貴:1, 渡辺 亮:1, 豊増 嘉高:1, 緒方 杏一:1, 持木 彫人:2, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科, 2:埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科

【背景】十二指腸癌等に対して、腫瘍の位置により十二指腸部分切除術が選択されうる。十二指腸部分切除後、胃排泄遅延などの合併症も少なくない。しかし、十二指腸部分切除術後の消化管運動能について検討した報告はない。【対象と方法】対象動物はビーグル犬(体重10-12kg)、Force transducerを胃体部、胃前庭部、幽門部、十二指腸、空腸に取り付け、十二指腸切離群では、十二指腸を切離、吻合し、同様に胃体部、胃前庭部、幽門部、十二指腸吻合部より2cm口側および2cm肛門側、空腸に取り付け、術後の腸管運動を評価した。【結果】術後回復期において、コントロール群は術後10日程度で消化管間欠伝播性収縮;interdigestive migrating contraction(IMC)の出現が観察できるのに対して、十二指腸切離群では、平均で術後24日でのIMC出現を観察した。【まとめ】今回の検討において、十二指腸切離によって、胃体部、胃前庭部での消化管運動回復の遅延が認められた。
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