演題

OP-222-5

腹腔鏡下胃切除術後の胆石発生のリスク因子についての検討

[演者] 古川 陽菜:1
[著者] 比企 直樹:1, 布部 創也:1, 大橋 学:1, 松田 達雄:1, 奥村 康弘:1, 速水 克:1, 井田 智:1, 辻浦 誠浩:1, 神谷 諭:1, 本多 通孝:1, 峯 真司:1, 渡邊 雅之:1, 佐野 武:1, 山口 俊晴:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【背景】胃癌術後には胆石症のリスクが高まることが知られている.今回,腹腔鏡下胃切除(LAG)後の胆石発生について調査し,リスク因子に関する探索的研究を行った.【対象と方法】2005年~2011年の期間に当院でLAGを施行した319例を対象とし,患者背景,手術所見および胆石発生の有無,胆嚢炎の有無について調査し,ロジスティック回帰分析にて発生リスク要因の検討を行った.【結果】年齢中央値62(33-89)歳,男:女=184:135,pStageI:II:III=288:24:7.術式LTG:LDG:LPPG:LPG=36:165:110:8,神経温存は肝枝:肝枝+腹腔枝:なし=98:169:52.術時間243.8分,出血量55.1ml,術後在院日数16日.胆石は40例(12.5%)に発生し,胆嚢炎は5例(1.9%)に認めた.胆石の発生リスクとして,R-Y再建(オッズ比=0.196,p=0.0002)が抽出された.【まとめ】胃癌術後の胆石発生はR-Y再建がリスク因子となるが,治療を要する胆嚢炎の発症頻度は低かった.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版