演題

OP-221-4

胃癌手術におけるドレーンアミラーゼの意義に関する検討

[演者] 神谷 諭:1
[著者] 比企 直樹:1, 井田 智:1, 奥村 康弘:1, 辻浦 誠浩:1, 速水 克:1, 松田 達雄:1, 古川 陽菜:1, 本多 通孝:1, 布部 創也:1, 大橋 学:1, 佐野 武:1, 山口 俊晴:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【目的】胃癌術後の腹腔内感染症とドレーンアミラーゼ(D-AMY)値の関係を調査し,その測定意義を明らかとする事を目的とした.【対象・方法】2012年に当院で行った胃癌手術を対象とし,術後1日目のD-AMY値と術後腹腔内感染症の関連につき調査した. 【結果】対象358例の内訳は,男232例/女126例,開腹196例/腹腔鏡162例,早期癌164例/進行癌194例であった.腹腔内感染症Dindo3以上は14例(3.9%)で,それ以外の症例と比較してD-AMY値は有意に高値であった(3503.5 vs 808).Dindo3以上の腹腔内感染症の有無によるD-AMYのカットオフ値は2785IU/lで,正診率88.8%,Odds比8.0であった.多変量解析では,胃全摘とD-AMY値が腹腔内感染症の独立因子で,D-AMY高値に係る因子には,術前BMI,切除術式,出血量が考えられた(P<0.05).【結論】胃癌術後1日目D-AMY高値は術後合併症の予測因子で,術前高BMIや胃全摘術は術後D-AMY高値のリスク因子であった.
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