演題

OP-221-1

完全腹腔鏡下幽門側胃切除術440例の術中偶発症と術後短期成績 -術者経験症例数と合併症の関連について-

[演者] 田中 秀幸:1
[著者] 髙森 啓史:1, 土居 浩一:1, 緒方 健一:1, 杉山 眞一:1, 岩槻 政晃:1, 尾崎 宣之:1, 小川 克大:1, 山村 謙介:1, 清水 健次:1, 馬場 秀夫:2
1:済生会熊本病院外科センター, 2:熊本大学消化器外科

【背景と目的】当院は2006年より完全腹腔鏡下幽門側胃切除術(TLDG)を導入し2014年7月までに440例を経験した。【対象と方法】LM領域、cT1NO~cT2N0 StageIBまでとした。術中偶発症、術後早期合併症を検討し、さらに術者経験数50例未満と50例以上でそれらの発生率をχ2検定にて解析した。【結果】術中偶発症は5例に認め、出血3例、他臓器損傷2例であった。術後合併症は13例認め狭窄4例、出血2例、縫合不全2例、膵炎3例、誤嚥性肺炎1例、イレウス1例であった。周術期合併症は第11回JSESアンケートと有意差を認めなかった。術中偶発症は術者<50例で5例、術者≧50例で1例認め、術者<50例に多い傾向であった(p=0.124)。術後合併症は術者<50例で12例、術者≧50例で1例認め、術者<50例に有意に多かった(p=0.033)。【考察】周術期合併症は11回JSESアンケートと有意差は認めなかった。50例未満は術後合併症が有意に多く術中合併症も多い傾向であった。
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