演題

OP-220-5

新規胃癌バイオマーカーとしての血清p53抗体と組織アレイを用いた免疫染色の意義

[演者] 谷島 聡:1
[著者] 島田 英昭:1, 澤口 悠子:1, 松本 悠:1, 竹山 照明:1, 鈴木 隆:1, 名波 竜規:1, 大嶋 陽幸:1, 鷲澤 尚宏:1, 根本 哲生:2, 金子 弘真:1
1:東邦大学医療センター大森病院一般・消化器外科, 2:東邦大学医療センター大森病院病院病理

【方法】胃癌患者75例(st:1 40例,st:2-3 21例,st:4 14例)で検証した.P53抗体と組織アレイでの免疫染色で4群にわけ臨床病理学的因子を比較検討した.【結果】免疫染色による陽性は30例(40%)、血清P53抗体陽性は16例(21%)であった.免疫染色において進行癌における粘膜病変と癌先進部で評価の乖離はなかった.P53抗体と免疫染色の陽性/陽性群と陰性/陰性例群の比較では年齢,性別で有意差なく,深達度(p<0.01),リンパ節個数(p<0.01),ステージ(p<0.05)で有意差を持って悪性度が高いことを認めた.【考察】組織アレイで免疫染色を行ったが,これら結果は従来の報告と同様であった.血清P53抗体と組織アレイを用いた免疫染色は胃癌の悪性度の指標になりうると考えられた.【謝辞】本研究は,科学技術振興機構「独創的シーズ展開事業」の支援による(株)医学生物学研究所の橋口理宏,桑島明子,村上昭弘,中村絵里香博士との共同研究である.
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