演題

OP-219-6

胃癌における腹腔内リンパ球中の制御性T細胞及びサイトカイン産生能と予後との関連

[演者] 米田 晃:1
[著者] 永田 康浩:2, 平山 昂仙:1, 藤井 美緒:1, 虎島 泰洋:1, 藤田 文彦:1, 小林 和真:1, 金高 賢悟:1, 高槻 光寿:1, 黒木 保:1, 江口 晋:1
1:長崎大学移植・消化器外科, 2:長崎大学地域包括ケア教育センター

【目的】胃癌患者腹腔内リンパ球の解析を行い、癌の進行に伴う免疫応答の変化及び予後を解析【対象と方法】2007年5月~2009年2月の胃癌手術症例66例。腹腔洗浄液中リンパ球の制御性T細胞(Treg)の割合と非特異的刺激に対するIFNγ産生能をフローサイトメトリーで解析。【検討項目】〈検討1〉対照群と胃癌各ステージ間のTregの割合、IFNγ産生能の比較〈検討2〉胃癌StageⅡ、ⅢにおけるTregの割合、IFNγ産生能と再発に関する解析【結果】〈検討1〉Tregは非担癌患者に比較してStageⅢ、Ⅳにおいて有意にその割合が高かった。IFNγ産生能はStageⅢ、Ⅳにおいて有意に低下。〈検討2〉両Stageにおいて再発群は非再発群よりTregの割合が高く、サイトカイン産生能が低く、抗腫瘍免疫能の低下を認めた。【結語】胃癌症例において進行度が高いほど免疫抑制機序が働いており、長期的な予後にも抗腫瘍免疫が関連している可能性がある。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版