演題

OP-219-1

The Cancer Genome Atlas (TCGA) Data Portalを用いた胃癌の予後不良に関連した遺伝子検索

[演者] 中野 浩:1
[著者] 佐藤 工:2, セドキーナ アンナ:2, 佐治 攻:1, 榎本 武治:1, 福永 哲:1, 大坪 毅人:1
1:聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科, 2:聖マリアンナ医科大学

近年、胃癌治療は極めて進歩しているが、術後再発例の予後は不良で、予後予測因子の解析は重要である。今回、The Cancer Genome Atlas (TCGA) Data Portalを用いて、264例の進行胃癌切除例の遺伝子検査データをin silico analusisを行って、有意な予後不良遺伝子を検索したので報告する。TCGA data portalのRNA sequencingデータをKyoto Encyclopedia of Genes and Genomesと Ingenuity Pathway Analysis で解析し、術後1年以内の再発死亡例を予後不良例と規定し解析した。24個の有意な胃癌予後不良に関連した遺伝子が検出され、SCNN1A, SULT2B1, SFNという3つのaldosterone-regulated sodium reabsorption (ARSR)に関連した遺伝子異常が検出され、胃癌切除後1年以内再発例に関して有意な異常発現が認められた。胃癌切除後の予後不良因子としてARSRに関連した遺伝子が予後因子として有用である可能性が示唆された。
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