演題

OP-218-4

レクチンマイクロアレイを用いた胃癌再発予測因子レクチンBPLの同定

[演者] 二日市 琢良:1
[著者] 衛藤 剛:1, 中嶋 健太郎:1, 一万田 充洋:1, 圓福 真一朗:1, 平塚 孝宏:1, 赤木 智徳:1, 柴田 智隆:1, 上田 貴威:2, 當寺ケ盛 学:1, 白下 英史:1, 野口 剛:2, 白石 憲男:2, 北野 正剛:3, 猪股 雅史:1
1:大分大学消化器・小児外科, 2:大分大学地域医療学センター外科, 3:大分大学

[目的] レクチンマイクロアレイを用いて網羅的に胃癌再発予測因子となるレクチンの同定を行った。[対象と方法] 2005年1月から2007年12月までに当科で施行した胃癌根治切除症例60例を対象とした。切除標本ホルマリン固定組織の癌部・正常部からサンプルを採取しレクチンマイクロアレイにてシグナルの数値化を行い、臨床病理学的因子および再発との関連に対し単変量・多変量解析を行った。[結果] 24種のレクチンのシグナル強度が正常部に比べ癌部で有意な上昇(13種)および低下(11種)を認めた。単変量および多変量解析にてリンパ節転移およびBPLは再発に関する独立因子であった。BPL低値症例は高値症例に比べ無再発生存率が有意に低かった。BPL免疫組織化学法にて、正常組織ではゴブレット細胞の細胞質およびムチンに発現を認め、癌部では細胞膜が特異的に発現を認めた。[結語] レクチンマイクロアレイによって同定されたBPLは胃癌再発予測因子になりうる。
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