演題

OP-218-3

胃癌におけるEMT誘導因子long non-cording RNA activated TGF-βの臨床的意義について

[演者] 真船 健一:1
[著者] 斉藤 衆子:2, 小林 隆:1, 南村 圭祐:1, 平田 泰:1, 三森 功士:2
1:三井記念病院消化器外科, 2:九州大学病院別府病院外科

【背景・目的】lncRNA-ATBは、大腸癌でTGF-β/miR-200/ZEB経路を介して上皮間葉移行(EMT)を誘導し、肝転移や予後に関連する。胃癌転移でもEMTは重要で、胃癌との関係も明らかにする。【方法】①胃癌183切除検体のlncRNA-ATBとmiR-200の発現を定量的 real-time PCR法で測定。lncRNA-ATB高発現群 と低発現群に分類し、予後やmiR-200との関連を検討。②胃癌細胞株で、lncRNA-ATBとmiR-200の関連を検索。③lncRNA-ATB低発現細胞株にTGF-βを添加し、lncRNA、miR-200の発現の変化を検討。【結果】①lncRNA-ATB高発現群は、低発現群に比して有意に予後不良で (p=0.003)、独立予後因子であった (P=0.0031)。②lncRNA-ATB高発現群ではmiR-200cは低発現で、細胞株ではlncRNA-ATBとmiR-200b/cは強く相関した。③低発現株へのTGF-β添加でlはlncRNA-ATB発現が著明に増加し、miR-200c発現は低下した。【結論】lncRNA-ATBは新たな胃癌予後予測因子として有用である。
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