演題

OP-218-1

胃癌におけるRFC3発現の意義

[演者] 平島 相治:1
[著者] 小松 周平:1, 市川 大輔:1, 宮前 真人:1, 小菅 敏幸:1, 小西 博貴:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 塩﨑 敦:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 藤原 斉:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 津田 均:2, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科, 2:防衛医科大学校病態病理

【背景と目的】RFC3 (replication factor C 3)は13q13.2に座位する遺伝子であり、DNA複製におけるclump loaderとしての働きがある。近年micro satellite instabilityによって生じるRFC3のflame shiftがDNA修復及び複製の失活に関与しているとの報告がある。【対象と方法】胃癌細胞株5株及び当院で治癒切除した胃癌連続症例131例の臨床検体を用いて解析した。【結果】1)RFC3特異抗体を用いた免疫組織学的解析では、高発現群が35例、低発現群が96例であり、高発現群は予後不良となった。RFC3高発現群で分化型、静脈浸潤陽性例が多く、予後不良であった。多変量解析ではRFC高発現は独立した予後因子となった。2)胃癌細胞株5株中全てでRFC3過剰発現を認めた。HGC27株を用いてRFC3遺伝子をノックダウンしたところ、細胞増殖抑制を認めた。【総括】RFC3は胃癌切除後の予後予測マーカーとなるだけでなく、胃癌の腫瘍増殖にも関与する。
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