演題

OP-217-1

胃癌患者における遊離DNA中HER2増幅の臨床的意義

[演者] 庄田 勝俊:1
[著者] 市川 大輔:1, 有田 智洋:1, 小西 博貴:1, 小松 周平:1, 塩崎 敦:1, 小菅 敏幸:1, 藤原 斉:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 生駒 久視:1, 栗生 宜明:1, 中西 正芳:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 井本 逸勢:2, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科, 2:徳島大学

背景: Trastuzumab治療において、胃癌組織のheterogeneityが診断上の問題として指摘されている。今回我々は血中遊離DNAに着目し、臨床的有用性について検討した。方法:2009-2012年に当科で治療を受けた胃癌患者のうちIHC HER2 scoreを測定した52例と40例の健常者を対象とした。reference geneとしてRPPH1を選択した。1) 血漿遊離DNA中HER2:RPPH1を定量し、臨床病理学的因子との比較検討を行った。2) Trastuzumab治療を施行し、フォローアップ中に採血が可能であった症例については、経時的推移と臨床経過との相関について検討した。結果:1) 血漿HER2:RPPH1とFDA criteriaでのHER2陽性群は相関を認め、感度特異度はそれぞれ0.539、0.967であった。2) フォローアップ症例において、Trastuzumabの治療効果と相関して推移する傾向を認めた。結語:血漿HER2:RPPH1がTrastuzumab治療におけるマーカーとなる可能性が示唆され、今後更なる症例の検討が必要と考える。
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