演題

OP-216-6

NCDデータによる食道切除術後死亡リスクモデルを用いた施設間比較:その実践と問題点

[演者] 日紫喜 万理子:1
[著者] 小杉 伸一:1, 市川 寛:1, 中川 悟:2, 石川 卓:1, 番場 竹生:1, 羽入 隆晃:1, 平島 浩太郎:1, 加納 陽介:1, 田中 花菜:1, 皆川 昌広:1, 小林 隆:1, 亀山 仁史:1, 坂田 純:1, 永橋 昌幸:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科, 2:新潟県立がんセンター新潟病院 消化器外科

【目的】2011年のNCDデータを基に開発された食道癌術後死亡のリスクモデルを用いて,予測術後死亡率を施設間で比較し,問題点を検討する.【対象と方法】2011年から2013年までA病院(地方大学病院)とB病院(地域がんセンター)からNCDに登録された食道癌患者191例の,術後30日予測死亡率,手術予測死亡率を算出し,施設間の比較を行った.【結果】A,B病院の術後30日予測死亡率中央値はそれぞれ0.6%,0.6%,手術予測死亡率中央値はそれぞれ2.5%,2.1%であり,いずれも有意差はなかった.二期手術を行う場合に食道悪性腫瘍手術(切除のみ)では詳細情報が入力されず,リスク評価できないこと,現在は検査項目に基準値を設定しているため,実際の数値を調べないとリスクモデルに入力できないこと,などが問題点と考えられた.【結語】リスクモデル使用の伴う問題点を改善し,施設内の経時的推移の検討やリアルタイム・フィードバックへの応用が望まれる.
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