演題

OP-216-3

ICG血管造影法による食道癌術中胃管血流評価

[演者] 神谷 欣志:1
[著者] 菊池 寛利:1, 平松 良浩:1, 宮﨑 真一郎:1, 川端 俊貴:1, 松本 知拓:1, 村上 智洋:1, 尾﨑 裕介:1, 高橋 善明:2, 太田 学:3, 坂口 孝宣:1, 海野 直樹:1, 今野 弘之:1
1:浜松医科大学第二外科, 2:浜松医科大学救急部, 3:浜松医科大学腫瘍センター

【はじめに】われわれの行っているICG血管造影法を用いた術中胃管血流評価手技を供覧するとともに、成績を報告する。【対象と方法】2012年10月から2014年6月に施行した食道癌根治切除例のうち、後縦隔経路食道胃管頚部吻合を行った19例を対象とした。ICG血管造影による胃管血流評価にて、直接胃大網動脈から血流を受ける領域(動脈血流域)と、遅れて胃壁内を先端に向かって拡がる血流領域(壁内血流域)、さらには先端部の血流の不良な領域(血流不良域)を同定した。動脈血流域、壁内血流域を吻合安全域に設定し、実際の吻合部との関係と術後経過を検討した。【結果】19例中15例では、吻合安全域での吻合が可能であり、いずれも縫合不全を認めなかった。4例では血流不良域での吻合となったが、そのうち1例で胃管小弯中心約1/2周の壊死を認めた。【まとめ】ICG血管造影法による術中胃管血流評価は、安全な吻合部位を予測するのに有用であると考えられる。
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